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米国高配当株式ETF 【VYM】【HDV】【SPYD】比較

以前の記事で、VYM, HDV, SPYDを個別に纏めましたが今回はその3つのETFを1つの記事に要約して纏めてみました。

以下記事中の数値はすべて執筆時点のものです。

運営会社・設定日

VYMHDVSPYD
運営会社バンガードブラックロックステート
ストリート
設定日2006年11月2011年3月2015年10月

3つとも異なる運営会社によって運営されています。すべて世界トップレベルの資産残高を誇っています。

VYMは14年以上の実績があり、リーマンショックも経験済みです。
HDVはもうすぐで10年となります。2020年のコロナショックが初めての暴落経験です。
SPYDは設定されてからまだ5年ほどしかたっていません

経費率・純資産額

VYMHDVSPYD
経費率0.06%0.08%0.07%
純資産額3兆3011億円6400億円2600億円

経費率は3つとも全く問題ないレベルです。100万円投資しても年間600円から800円です。

VYMは1300あるといわれるETFの中で34番目に大きい運用額です。HDVは100位ぐらいで、SPYDは150位ぐらいです。

ベンチマーク・銘柄数

VYMHDVSPYD
ベンチマークFTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスモーニングスター配当フォーカス指数S&P500®高配当指数
投資対象予想配当利回りが市場平均を上回る大型株財務健全性が高く、配当利回りの高い企業S&P500 高配当上位80銘柄
銘柄数4147580

VYMは414もの銘柄に投資しているので分散投資効果が大きいです。

HDVは財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。

SPYDはS&P500の中から、高配当上位80銘柄のに投資しています投資割合が均等に1.25%になるように1月と7月にリバランスを行います。

トップ5セクター

VYMHDVSPYD
1位金融
20%
ヘルスケア
20.71%
金融
27.17%
2位生活必需品
13.7%
エネルギー
20.18%
不動産
16.2%
3位ヘルスケア
13.7%
通信
15.18%
エネルギー
11.82%
4位資本財
9.8%
生活必需品
14.83%
公益
10.08%
5位公益
9.1%
公益
7.71%
情報技術
9.66%

トップ5銘柄

VYMHDVSPYD
1位Johnson & Johnson
3.5%
EXXON MOBIL
9.59%
Invesco Ltd.
1.79%
2位JP Morgan
3.3%
AT&T
8.84%
NetApp Inc.
1.66%
3位P&G
3.1%
Johnson & Johnson
7.05%
Comerica Incorporated
1.64%
4位Verizon
2.3%
Verizon
6.35%
ViacomCBS
1.63%
5位Comcast
2.1%
CHEVRON
6.12%
Regions Financial
1.61%

VYM, HDVについては世界に名立たる企業が並んでいます。
一方、SPYDは金融、不動産の企業が並んでいます。個人投資家にはあまり馴染みのない銘柄です。

配当利回り

VYMHDVSPYD
配当利回り3.2%4.1%5.0%

配当利回りは、VYMが一番低く、SPYDが一番高いです。HDVはその中間です。

株価の値動き

上のグラフは3つのETFの株価5年チャートです。5年前の株価を基準として、現在に至るまでの騰落率を表しています。

青色のVYMは5年間で44%上昇しています。株価もコロナショック前の水準近くまで戻しています。

赤色のHDVは5年間で23%上昇です。

緑色のSPYDは5年間で15%上昇です。コロナショックでの暴落は一番大きく、戻りも一番遅いです。

トータルリターン

1年3年5年10年設定来
VYM1.14%5.74%9.98%11.5%7.67%
HDV-6.47%3.00%7.48%9.60%
SPYD-12.87-0.41%6.43%6.10%

やはりVYMが安定感があります。コロナショックを経てもプラス圏にいます。

SPYDはコロナショックからの戻りが遅く、1年ではマイナスが大きいです。
5年でみるとプラスです。

HDVはその2つの中間という感じです。

VYM, HDV, SPYDのまとめ

VYMはとても安定感があり、今後も期待できます。

HDVも比較的安定感があるETFです。VYMとセクターを補完しあっているので一緒に購入すればさらに安定感が増すと思います。

SPYDは配当利回りこそ高いですが、コロナショックからの戻りは3つのETFの中では一番パフォーマンスが悪いです。
しかし、⑦のチャートの通り、2016年から17年にかけてはVYM, HDVよりも成績が良かったです。つまり、インカムゲインもキャピタルゲインも両方狙えるETFでした。このような状況が再現される可能性もあると思います。

管理人は3つのETFをすべて保有しており、定期的に買付しています。
今後収益公開していく予定です。